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足の爪のトラブル:爪の変色編

更新日:2025年12月29日

「爪の変色」「歩くと痛い」「爪が厚くなってきた」などの変化に気づいたことはありませんか?

足の爪のトラブルには、たくさんの種類があり、見た目の変化だけでなく、歩き方や日常生活のクセ、爪の切り方、身体の中の状態とも深く関係しています。


足の爪は他人にはなかなか見せない部位なので、他人との違いに気づくこともありませんし、「ちょっと変かな」と思ってもなんとなく放っといてしまいがちではないでしょうか。


放っておくと悪化してしまうこともあるため、早めのケアがとても大切です。


原因によっては皮膚科での治療が有効なケースもありますが、「どう歩いているか」「足がどこまで動いているか」といった、足の動きから、爪の影響に注目して根本から改善できるのは、私たちのような足と歩行の専門医の役割です。


このコラムでは、爪トラブルの中でも、よくみられる爪の変色とその原因をなるべくわかりやすく紹介しています。


「これ、自分にも当てはまるかも?」と思ったら、ぜひ参考にしてみてください。


爪白癬:カビによる爪のトラブル

爪白癬(つめはくせん)は、「水虫菌」(=白癬菌)と呼ばれる菌が爪にはいりこんで起きる病気です。


最初は、爪の端や根元が白っぽく濁ったように見え、進行すると黄色みをおび、分厚くなりボロボロと欠けやすくなります。


白癬菌は湿度の高いところを好むので、むれた靴の中や通気性の悪い靴下を長時間使うとうつりやすくなります。放置すると爪が皮ふから浮き、歩行時の痛みにつながることもあります。


白色または黄色っぽい色の変化や厚み、割れやすさを爪を切るときに確認してみてください。進行すると靴を履いたときの違和感や痛みを感じる方もいます。



乾癬:体の中からくる爪の不調

乾癬(かんせん)は身体の免疫バランスが崩れることで皮膚に炎症が起こる病気です。爪にも症状が出ることがあります。


代表的なのは、爪表面にポツポツと小さなくぼみが出ます。爪が分厚くなる、濁った色になる、爪の下に硬い角質がたまって盛り上がることもあります。原因は爪の根元や下に炎症が起こるためで、皮膚症状や関節の痛みを伴うこともあり、全身的なチェックが必要なこともあります。


爪のデコボコ感が特徴的ですが、色の変化や爪が硬く分厚くなり爪切りが難しくなった場合なども乾癬かもしれません。



爪下出血と点状陥凹:打撲や皮ふの病気から

爪下出血(そうかしゅっけつ)は、つま先を強くぶつけたり圧迫されたときに爪の下におこる内出血です。黒や紫色に見えます。場合によっては爪が浮いたり、はがれてしまうこともあります。


点状陥凹(てんじょうかんおう)は、爪の表面に小さな穴がポツポツとできる症状で、乾癬やアトピーなど皮膚の病気に関連しています。爪が作られる途中で炎症があると表面が均一に作られず、へこみができる状態です。


爪の下に黒っぽいシミがないか、表面に小さなへこみが並んでいないか。見た目の変化が最初のサインになります。


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本コラムは、足と歩行のクリニックリジェ六本木院の戸原遼医師に執筆していただきました。

クリニック所在地:〒106-0032東京都港区六本木7-15-17 ユニ六本木ビル3階      電 話 番 号:0120-341-019           



 
 

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