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そのかかとの痛み、クッションのせいかもしれません

更新日:2025年12月29日

「歩くときにかかとがズキッと痛む」「立ち仕事のあと、足の裏がジンジンする」―そんな経験はありませんか?


つい「疲れのせいだろう」と放置してしまいがちですが、その痛みは“かかとのクッション”が薄くなっているサインかもしれません。


かかとの脂肪は、天然のクッション

かかとの裏には、衝撃を吸収するための脂肪の層があります。天然のクッションのような役割を果たし、歩行や立位の際に体重を支えています。しかし、このクッションは年齢や生活習慣によって少しずつ薄くなり、硬くなっていきます。特に40代以降や、長時間の立ち仕事・ランニングを続けている方では顕著に変化が現れることがあります。


クッションが薄くなると、歩くたびに骨に近い部分へ直接負担がかかり、「ズキズキ」「ジンジン」といった痛みが出やすくなります。朝起きて最初の一歩が特につらい場合は、その典型的なサインです。


実際に、高齢で長年立ち仕事をされていた方が「最近かかとが痛くて立っていられない」と受診し、超音波検査でクッションの減少が確認された例もあります。このように、クリニックで調べることでわかることもあります。


かかとのセルフチェックをしてみましょう

踵のクッションの減少は、誰にでも起こり得る変化です。まずは、ご自身でできるセルフチェックをしてみましょう。ポイントは以下の通りです。

  • 長時間立つと、かかとがジンジン痛む

  • 朝起きたとき、かかとに強い痛みを感じる

  • 柔らかい靴を履くと少し楽になる

  • 裸足で立つと痛みが強い


これらの症状がある場合、かかとのクッションが薄くなっている可能性があります。

「でも、本当にクッションが減っているのか不安…」という方は、超音波検査やMRI検査で脂肪の厚みや変化を確認することもできます。痛みの原因を正しく知ることで、適切な治療方針を立てることができます。


セルフケアも大切です

セルフケアとしては、かかとをしっかり支える靴を選ぶことや、インソールを使うことが効果的です。また、体重管理も大切で、少し体重を落とすだけでも負担は軽くなります。


お風呂上がりに保湿やマッサージを取り入れ、血流を良くして組織の硬化を防ぐのも有効です。さらに、足指の運動(グーチョキパー運動やタオルを足でつかむ動作)も足裏全体のバランスを整える助けになります。


かかとのクッションは普段目に見えませんが、歩く力を支える大切な存在です。「まだ大丈夫」と思っていても、早めにケアすることで痛みの進行を防げます。気になるサインがあれば、どうぞ一度専門医にご相談ください。


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本コラムは、足と歩行のクリニックリジェ六本木院の戸原遼医師に執筆していただきました。

クリニック所在地:〒106-0032東京都港区六本木7-15-17 ユニ六本木ビル3階      TEL:0120-341-019           


 
 

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