足病予防の第一歩「足のゆがみを知る​」

足に歪みがほとんど無い人は1~2割程度と言われ、それ以外の大多数の人が足に何らかの歪みをもっていると言われています。

足の3つのポジション
足の歪みは大きく分けて9つに分類されますが、代表的な歪みのポジションは3つあります。まっすぐ立った足を後ろから見たときに、かかとの骨が内側に倒れている状態、厳密には、距骨下関節という関節が、どういった歪みを持っているかによって歪みの呼び方が変わります。

回内

Pronation

かかとの骨が内側に倒れ、アーチが潰れた状態を指します。

起因する代表的な足病

扁平足、外反母趾など

中間位

Neutral Position

かかとの骨の左右の倒れが少ない状態です。

起因する代表的な足病

なし

回外

Supination

かかとの骨が外側に倒れた状態で、アーチが高く保たれます。

起因する代表的な足病

甲高、かかとの痛みなど

足の歪みによる、よくあるトラブル

回内・回外の足であっても、すべての人が足病を発症しているわけではありませんが、日々、歪みを身体で補いながら歩いたり立ったり、走ったりしています。しかし、それによる疲労が蓄積し、歪みを補いきれなくなったときに痛みが出たり、足病として症状が出たりします。

  • 夜中に足がつる

  • 脚長差

  • 胼胝(たこ)、鶏眼(魚の目) など

回内・回外の歪みによる、よくあるトラブル
回内の歪みによる、よくあるトラブル
  • 扁平足

  • 外反母趾 など

回外の歪みによる、よくあるトラブル
  • かかとの痛み

  • 足底筋膜炎 など

足の歪みは遺伝的な要因が大きく作用する

回内の足になるか、回外の足になるかは、両親の遺伝的な要因が大きく作用します。親子で骨格が似るのと同じです。例えば、外反母趾の場合は外反母趾の変形そのものが遺伝するわけではなく、外反母趾になりやすい足の特性が遺伝します。

足の歪みによるトラブル軽減方法

足の歪みがあっても靴を正しく着用したりすることで、歪みによる足トラブルを軽減できる場合があります。

※画像は右足の場合

01

幼い頃からしっかりとした靴を履く

8歳頃から大人の足に近いようなアーチが形成され、身長の伸びが止まるのと同じ頃(17~18歳頃)に足の成長も止まります。そのため幼少期~青年期にかけ、サイズにあった靴を正しく着用することが大切です。

02

インソールを着用する

機能的なインソールを着用することで、歪みによる足トラブルを軽減できます。

03

かかとが減った靴は履かない

靴のかかとが擦り減ると靴底が安定せず、バランスを崩しやすくなり、身体の不自然な箇所に力が入り、疲れやすくなることがあります。足首を痛めないためにも、かかとが減ったら靴は履き替えるようにしましょう。

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